インフルエンザA型の流行
今年、日本で発生しているインフルエンザはA型が多いです。インフルエンザA型の症状の特徴は
- 38℃以上の高熱
- 関節痛
- 筋肉痛
- 全身倦怠
- 頭痛
特に、子供や高齢の方はインフルエンザにかかると、重症になる危険性が高くなるため注意が必要です。インフルエンザの警報レベルや注意報レベルとは国立感染症研究所が発表するインフルエンザの流行のレベルを表す目安です。国立感染症研究所では全国約5000の医療機関で、一週間に受診した1医療機関当たりの患者数をもとに10人を超えると注意報レベルで、30人を超えると警報レベルとなります。1月18日現在、全国では38.54人で警報レベルの30人を超えています。全国で163万人の患者が医療機関を受診しています。兵庫県では35.21人となっています。
インフルエンザと風邪の違い。
風邪 | インフルエンザ | |
発症時期 | 1年を通じ散発的 | 冬季に流行 |
主な症状 | 上気道症状 | 全身症状 |
症状の進行 | 緩除 | 急激 |
発熱 | 通常は微熱(37~38℃) | |
主症状 (発熱以外) | ・くしゃみ ・喉の痛み ・鼻水、鼻づまり など | ・咳・喉の痛み・鼻水 ・全身倦怠感、食欲不振 ・関節痛、筋肉痛、頭痛 など |
原因ウィルス | ライノウイルス、コロナウイルス、 アデノウイルス など | インフルエンザウイルス |
セントポーリア愛の郷では、職員が手洗いやマスクの着用を行い、インフルエンザに対する予防を行っております。また、インフルエンザウイルスは乾燥に強く、感染を防ぐ方法の1つとして適度な温度と湿度を保つことが重要だと言われています。施設内では加湿器を使用し、室内の湿度を45%~60%に保ち、ウイルスの拡散を防いでおります。職員は全員、ご入居者はほぼ全員がインフルエンザの予防接種を受けております。今後も飛沫感染と接触感染に対して最大限の注意を払い、日常生活の中で出来る予防法を徹底して行っていきます。安心で安全な施設の環境維持を推進してまいります。