H30年3月10日多職種協働勉強会 講演『学習塾経営から福祉の世界へ』の講演後の参加看護師の感想文
講演会終了後、グループに分かれて意見交換を行い以下の感想がありました。
- 施設で働き始めて2か月、病院とは違い判断の難しさがある。今日の講演を聞いて介護職員からの報告は小さい事でもきちんと話を聞くことが大切と思った。
- 介護職員がどのくらいの医療知識を持っているのかわからないので日々のコミュニケーションの中で把握し、個々の職員にあった連携を考えたい。お互いに相談しやすい環境作りをしていきたい。
- 介護職員に「ありがとう」という事が大切、明日から実践したい。
- 急性期病院から特養に就職したが、今日の北嶋先生の話で特養の在り方が分かった。
- 看護職員と介護職員では知識が違う、分かりやすく安心してもらえるような説明が大切。ちょっとした一言でも安心してもらえる事が分かった。
- 今日の話で自分達のしていることが間違っていなかったと感じ、自信につながった。
- 共感できることが沢山あった。忙しい中で、流してしまう事もあったが「ありがとう」とこの一言が大事とわかった。
- バカな先生は塾で一生懸命教え、できる先生は家で勉強できるように教える。いかに介護職員に主体性をもって動いてもらえるようにするか大切。
- セントポーリアの参加者です⇒介護職員の目線で理事長に話している事が今日につながった。職場では理事長がすべての会議に出席している。何かあっても理事長が助けてくれる、責任をとってくれるという安心感がある。
- 特養っていいところ。利用者様の公平が大事。事故報告の線引きも考えたい。
- 人によって理解度が違う。ポイントで教えてあげる事が大事。
- セントポーリアは仲が良くてよい施設。
- 特養に対するイメージが変わった(パラダイス)。
- レジュメがとてもわかりやすかった。
- 報告に対して上から対応しているつもりは無くても、無意識にそうしていたかもしれないと反省している。
- 自分の施設の施設長にもこの講演を聞いてほしかった。
等でした。
拙い私の進行で恐縮でしたが、北嶋様には私たち看護職員が聞きたいと思っている事をズバッとお話し頂いたあっという間の90分でした。頂いたレジュメも充実したもので今回の勉強会のためにご尽力頂いたことに改めて感謝致します。
私の感想でございますが……、特養において嘱託医への報告が非常に大事で、報告方法によっては当然その後の治療方針も変わることがあります。北嶋様のお話された通り、まずはご家族の意向を確認し、一緒に報告する事が必要です。そのあたりが病院でのDrの関わりと特養での嘱託医との関わりの大きな違いであると私は現場でいつも力説しています。『特養での良い点②入居者と長期に関われる』と言われた通り、私も特養は長い時間お付き合いする事により最期はどうするか共に考え、入居者様の人生そのものを支える素晴らしい職場だと感じています。特養の看護職員の仕事をこんなに理解して頂いていることをうれしく思いました。またの機会を楽しみにしております。ご多忙の中誠にありがとうございました。
阪神ブロック看護部会会長 さぎそう園 辰井麻子