兵庫県における第7期介護保険事業支援計画
平成30(2018)年度から平成32(2020)年度までの3年間の第7期計画が策定され、いよいよ4月1日から実施されます。兵庫県の高齢者人口は平成32年には前期高齢者が759,922人、後期高齢者が811,522人と推計されています。又、要介護認定者は平成32年には324,031人と見込まれて、特に要介護2以上の割合は47.1%となっています。認知症高齢者は平成32年には27万人から29万人の間と予測されています。このような中で、推進対策として以下の項目が掲げられています。
1.地域包括ケアシステムの深化・推進を行う。
高齢者の自立支援・重度化防止に向けた取り組みを行い、医療・介護の連携を推進し、地域共生社会の実現を目指すことになります。
2.2025年を見据えた人材確保を行う。
介護離職ゼロに向けて、介護をしながら仕事を続けることができるアシスト体制を整備し、介護人材の確保及び資質の向上を果たしていくことになります。
基本目標のキーワードとして自立・安心・連帯・システムが掲げられていますが、全てはハードよりもソフトである人の確保が最大の課題となると思います。