介護の仕事ってスゴイ
私は現在、兵庫県老人福祉事業協会の副会長、阪神ブロック7市1町の会長及び事業協会の介護人材確保推進委員会の担当副会長を拝命致しております。
平成27年度事業として、介護業務に対する認知度をアップするためにDVD、パンフレットを作成し、中学校に配布する事業を行いました。
県内公立中学350校及び、県内私立中学26校、合計376校にDVDを配布、リーフレットは159,981枚を配布予定です。
内容に関しては、介護の仕事はスゴくカッコいいものだと思って頂くために、兵庫県下で活躍している若い介護職員、介護支援専門員、生活相談員、看護師の皆さんにインタビューを行いました。先輩からのメッセージを通じて福祉の仕事はやりがいがあることを知ってもらいたいと思っています。又、「特別養護老人ホームの一日」や「みんなで作るホスピタリティー」及び「もっと知りたい!高齢者福祉の世界」をDVDにまとめています。中学生にとって本当に分かりやすい内容になり、目に飛び込んでくる介護の世界を疑似体験してもらえればと思っています。
厚生労働省は年間約10万人が介護のために職を離れている現状から介護離職ゼロを2020年初頭にはクリアーする目標を掲げています。又、約52万人の特養等の入居希望者のために約50万ベッドの増床を行う目標も掲げています。
上記を達成するためにも、介護人材を確保する方法を社会全体で考える必要があります。この流れの中でのDVD、パンフレット作成です。このツールによって一人でも多くの若者たちが将来福祉の分野に踏み込んでくれることを願っております。