大規模災害対策
最近の異常気象により、熱中症等によりお年寄りの不幸な出来事が多く報道されており、心が痛む現状があります。又、平成30年9月6日3時7分に発生した北海道胆振東部地震により北海道全域が一時停電しました。前代未聞の大規模停電が起こりました。火力発電だけでなく、原子力発電、太陽光発電、風力発電などの分散型の電力供給により、コスト優先ではなく、電力というライフラインが災害の多い日本では、今回の地震から学ぶべきだと思います。もし北海道の地震が真冬に発生していたかと思うと、ゾッとします。これは日本のどこでも起こり得ることだと思います。
関西を襲った台風21号の被害も、多くの地域に停電をもたらしました。阪神間の特養においても20時間前後の停電でエアコンが使えない、温かい食事が提供できない、入浴ができない等のご入居者にご不便をかけたと、私が会長を務める兵庫県老人福祉事業協会阪神ブロックの数施設から報告連絡がありました。停電に対する備えは緊急を要する課題となっています。まずは、防災グッズの確認、食品の備蓄の確認、停電への対処方法が喫緊の課題となっています。