透明性の確保
政治家、企業家、経営者、管理者等の全ての人間に今日ほど公明正大という言葉が求められている時代はないように思えます。正しいことを正しく行い、人の役にたつことを率先して自らの意思で行うことが多くの人々に幸せをもたらします。それぞれの役割をしっかり行えば、本当に暮らしやすい世の中になると感じています。東京オリンピックの収支、都議会や県議会での政務活動費、果てはアメリカ大統領選挙等のお金にまつわる話こそ、しっかりとした説明責任が求められます。私たちの社会福祉法人でも透明性の確保が運営の第一歩と思い、しっかりとした説明責任を果たしていきます。
今や東京都議会で多くの矛盾が起こっています。本当にまだまだ東北での震災復興が完了していない今、日本で東京オリンピックを開催して良いものだろうかという疑念が湧いてきます。今第一に何をすべきか、未来に向かって何を考えるべきかを本来日本の国政をあずかる政治家が、行うべきことのプラスマイナスを考えて議論をし尽して行うべきなのに、まずは短絡的に東京オリンピックを開催するという結論ありきで本当に行うべきかの議論が希薄なまま進んでいるように思えます。
東北大震災、九州熊本地震、原発の問題等、解決すべき課題が山積しています。しかし、東京オリンピックのアドバルーンを上げて、予算の収支も考えずにどんぶり勘定で無責任に走り出しています。パンドラの箱を開ける勇気のある政治家が多く輩出されることを願っています。
舛添元知事の不祥事がなければ小池都政が実現されなかったという事実は空恐ろしく感じています。本当に説明責任と公明正大、透明性が正に求められている時代に突入しました。