4月8日(日)施設行事「若葉を眺める会」を開催しました。その中で音楽療法の参加ご入居者と音楽療法士による「スプリングコンサート」が開かれ、大盛況を頂きました。
中でもトーンチャイム演奏では、滝廉太郎の「花」耳をすませばでお馴染みの「カントリーロード」を演奏し、チャイムの優しい音色と音楽療法士によるハーモニーが会場を包み込んでいました。
コンサート終了後のインタビューでは出演者の皆さんそれぞれが、大勢の観客の前で堂々と感想を述べられ、割れんばかりの拍手が送られていました。
2月3日、セントポーリア愛の郷では節分会が開催されました。職員扮する鬼が次々に登場し、ご入 居者の皆さんの投げる豆(新聞を丸めたもの)によって無事退治されました。例年のごとくバラエティに富んだ鬼たちに笑いが起こる場面もあり、「笑う門には福来る」という言葉がぴったりな節分会となりました。
今年もご入居者の皆さんに笑顔と元気を届けられるよう、職員一丸となって取り組んでいきます。
8月6日(日)納涼大会を開催しました。昼食には「屋台メニュー」と題して焼きそば、たこ焼き、カレー、おでん、水まんじゅう等をご用意し、お腹いっぱい召し上がって頂きました。そしてステージイベントでは今年もボランティア、施設職員合わせて8組のグループが各ブロックを回ってさまざまなステージを披露し、ご利用者、ご家族の目を楽しませていました。内容も歌謡ショー・ピアノ弾き語り・日本舞踊・フラダンス・尺八演奏・バンド演奏等様々で、中でも春日介護課長と田邊介護課長補佐による「どじょうすくい、皿回し」はとても滑稽で観客の笑いを誘っていました。
11月6日(日)に行われた家族参加行事「文化発表会」において「音楽療法オータムコンサート」が開催されました。当施設で行っている音楽療法のひとつである「コンサート指向型音楽療法」の参加者6名と音楽療法士による歌やトーンチャイム演奏が披露されました。約半年前から月2回の練習(音楽療法セッション)を重ね、特にトーンチャイムは全員が初めて触る楽器という事もあり初めのうちは苦戦されていましたが、互いにアドバイスをし合ったり持ち方を工夫する事でどんどん上達されました。それぞれ異なるブロックから選出された参加者同士の団結も強まり、普段の生活の中でも「本番の服は何にしようかしら」「緊張するけど楽しみ」と、コンサート出演という目標が出来た事で生活にハリがもたらされたのではないかと思います。
音楽療法コンサートを終えると毎回感じる事ですが、演奏後に拍手と歓声を浴び堂々とインタビューに答える出演者の表情は、老人ホームという人生のファイナルステージに差し掛かっているとは思えない溌剌とした印象を受けます。
少しでも多くのご入居者に音楽を通して生きがいや達成感、孫や子供に感動を与えるという「役割の交換」を体験して頂けるように邁進して参ります。
音楽療法士 大坪拓未
7月30日(土)宝塚演奏家連盟から3名の皆さんにボランティアにお越しいただき、ふれあい訪問コンサートが開催されました。ピアノ、ヴァイオリン、ソプラノという組み合わせで昔懐かしい唱歌から本格的なクラシックまで幅広く演奏され、ご入居者の皆さん口ずさんだり体を揺らしたりそれぞれに楽しまれていました。ガボットやメヌエット等、誰もが一度は耳にしたことのあるクラシックはとても心地良く耳に馴染みました。中でもヴァイオリンとピアノによる「チャルダッシュ」はメロディの緩急がめまぐるしく変化し、終始曲に引き込まれるような感覚でした。会場全体で歌うコーナーでは「夏の思い出」の大合唱が巻き起こりました。
定期的に開催していただいている「ふれあい訪問コンサート」、ご入居者の皆さんが本物のクラシックに触れる事の出来る人気のイベントになっています。